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 カラーヒーリング 健康と幸福をもたらす光と色

◆ グリーン ◆

グリーンは自然の色、植物界の色です。人間の目は、グリーンと
して認識される範囲の周波数に最も敏感に反応します。おそらく
この能力は、人類が森に暮らす生き物として発達してきたという
歴史を通して進化したものでしょう。

グリーンの性質は「調和」を最大の特徴とし、実際にグリーンそ
のものがスペクトル(波長順に並んだ虹のような色の帯)の中央
に位置しています。赤や黄色は暖色、ブルーやバイオレットは寒
色ですが、グリーンは色合いによってそのどちらにも見えます。



◆◆  「成長」を示すグリーン  ◆◆ 

自然の力は、グリーンの力そのものであり、グリーンの色は成長、拡大と増加への欲求を表しています。
成長には変化が必要ですが、変化とは、それまで存在していたものがなくなってこれから出現するものに取って代わられることを意味します。

成長には、調和とある種の秩序がなければなりません。
成長には、規則正しい秩序性が拡大していくことであって、それは維持することができなければならず、成長の各段階が次の拡大期間の基礎の役割を果たします。

◆◆  「関係」を示すグリーン  ◆◆ 

  グリーンという色は、「関係」のバイブレーションです。なぜなら、成長し拡大していく中で私たちは周囲の世界に存在する他者と出会うからです。
他者との関係の持ち方を学ぶということは、自分の欲求と他者の欲求とのバランスをとる技術を身につけることでもあります。
お互いに合意できる、いたわりと分かち合いが豊かに大きく展開し、世界と付き合う交流範囲が拡大します。

相手を思い通りに操ろうとしたり、あるいは何らかの不愉快な方法で、否定的な関係が築かれた時、世界を認識するための潜在能力は抑制、制限されてしまいます。
そうした否定的な関係は、一方が権力を握って他方を支配しようとする時に多く見られますが、これはグリーンが持っているネガティブな傾向のひとつです。
グリーンのエネルギーは、境界を押し広げることや、すでに知られている範囲を超えて成長することと必ず関係しています。拡大傾向のあるグリーンは、周囲の物
事との関係を発展させますが、ある程度の力と管理、制御することが必要です。

グリーンの力は、すべてのエレメントがお互いに必要なものを提供し、支え合う生態系のバランスのように、調和した形で表現されるか、または、一方的に吸収したり奪ったりするばかりで、周囲のあらゆる物事に対して破壊的な面を見せるようになり、新しい秩序を他人に押し付けるという形で現れることもあります。

グリーンが創り出すのは、方向性と新しい道を見つけ出すエネルギーです。望ましい結果へと至るための方法を見つけることができるようにしてくれます。
さらに、グリーンは支配して抑え付けるための力ではなく何かを実現するための力をもたらします。
このように、グリーンの色は困難を伴う極端な考え方を調和させて発展を可能とする方法を示しています。

こんな時は、グリーンを・・

  • 自由に外出できないなど、周囲の状況が原因による制限を感じる
  • 変化を起こす必要があると感じているが、未知のものへの恐怖感もある
  • 他人のルールや規制によって困難な立場に追い込まれ、身動きのとれない今のパターンから抜け出したい
  • 新しいアイデアの必要性
  • バランスのとれた新しい状態を必要としている
  • 個人的な人間関係の問題(特に、どちらかが支配的で、もう一方が従属的な立場にある)
  • グリーンのネガティブな傾向:ねたみ、嫉妬、強欲などの気分や感情

挫折感や制限、外的な状況が要因で困難な立場に追い込まれたような時は、周囲に緑を置くか、または緑豊かな庭園を散歩すると、バランスを取り戻して落ち着くことができます。

   ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆  

健康と幸福をもたらす光と色
【カラーヒーリング】サイモン&スーリリー著より抜粋

サイモン・リリー:1974年から自己開発ワークに深く関与し’86年からヒーラーとして活動、’91年にクリスタルセラピストの教育機関であるICGT(institute of Ceustal and Gem Therapists)の主任講師に就任。ツリーエッセンスその他、各種新しいエッセンスを開発(グリーンマンエッセンス)バイブレーショナルヒーリングの分野でさまざまなテーマについて著作活動と教育活動を展開中

スー・リリー:1978年よりヒーリングのためヨガと占星術の指導活動を開始、補完医療の分野で活動中。専門分野はネシオロジー、カラーヒーリング、フラワーエッセンスなど、瞑想センターの運営や各種団体の会長職を歴任、現在も補完医療やヒーリング関連団体の顧問を兼任。
◆イギリス・デボン州在住:長年にわたるカラーヒーリングの実践者であり、オーラソーマの創始者であるヴィッキー・ウォール女史とも一緒にワークをしていました。
・クリスタル&ジェム・セラピスト協会(ICGT)上席教官(サイモン&スー・リリー氏)
・英国クリスタルヒーリング関連団体連盟 (ACHO)議長(スー・リリー氏)
・英国フラワーエッセンス協会(BFVEA)会員・英国フラワーエッセンスプロデュサーズ協会(BAFEP)会員および代表

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